サ道の聖地・上野『北欧』
気がつけば、すっかり冬の足音が聞こえてきました。紅葉がキレイな季節ですね。
先日、2021年の新語・流行語大賞のノミネートが発表されました。
コロナやオリンピック関連、また大谷選手のリアル二刀流など多くの言葉がありましたね。
その中で、個人的な第1位を発見してしまいました。それは、『ととのう』です。
ドラマ『サ道』のセリフ、『ととのった〜』。でおなじみですね。
このポスターを見てピンときた方もいるのではないでしょうか。サウナの魅力をふんだんに伝えるドラマ。
その舞台にもなっているサウナが上野『北欧』。ついに、サ道の聖地へ行ってきました!
コロナ禍ということもあり、完全予約制になっているので、危うく予約が取れないところでした(笑)
逆を言えば人数が制限されているので快適に過ごすことができます。
上野駅から徒歩1分ほど。真っ赤にそびえ立つこちらのビル全体が北欧になります。
普通の銭湯とは違い、カプセルホテルになっています。これだけ有名なのに、男性専用です。
女性のサウナーは残念ですね。しかし、年に数回レディースデーがあるので、気になる方は公式サイトのチェックをおすすめします!
館内にはサ道のメイン出演者である、原田泰造さん、磯村勇人さん、三宅弘城さんを始め、北欧を訪れた多くの有名人の色紙が!
この時点ですでにテンションが上がります^_^
館内着に着替えたところで、この先は携帯電話の持ち込みは禁止。
サウナの良さは、強制的に何も持たない時間を過ごす。というところ。いわゆるデジタルデトックスになります。
さらに、自律神経を安定させ、リセットできる。まさに『ととのう』のです。
北欧に集うサウナーはとてもサウナリテラシーが高いのが印象的。
ととのうことを目的としたサウナーは基本的に人のことは気にしていません。良くも悪くも。(笑)
みんなそれぞれのととのいを求めてひたすらにサウナ→水風呂→外気浴のループを楽しんでいます。
その究極的な施設が『北欧』なのではないでしょうか。
そしてなんと言ってもサウナに欠かせないのが、サ飯と呼ばれるサウナ後の食事。
サ道にも登場した名物、北欧カレー。
ドラマの中でも言ってましたが、北欧感はゼロです。(笑)
しかし、野菜がゴロッと入ったどこか懐かしいホッコリする味でした。きっとみんな好きな味だと思います。
さらに、サウナーの間で人気のドリンク、オロポ。オロナミンCとポカリスエットのブレンドなのです。
ととのったあとにオロポを飲むことでカラダ中に水分が染み渡るのを実感できることでしょう。
そんなこんなであっというまの3時間。時間制限がなければもっと滞在したいと思うまさに『聖地』でした。
帰りの道すがら、電車に揺られながら思い出す外気浴の心地いい風。
そして、極上のととのい。
いつかまた絶対に訪れたい場所になりました。